外装補修

2006/06
走行距離40700Km


ぼちぼち外装を補修することにしました。
CBRのカウルは接合部が複雑で、ストレスを受ける部分が集中しているため、割れやすいようです。
ヤ●オク中古車両の恐ろしさを、とくとご覧ください。ヒッヒッヒッ・・・

先ずは破損部のチェックです。
リヤシートを開いた所。


・・・割れてます。
&針金でカウルが外れないように固定してあります。

テールカウル。。。つぎはぎです。


あり得ないです。


 CBRのテールカウルは大体同じ部分が割れています。

恐らくタンデムする時この部分にストレスが集中するものと思われます。


シートカウルも。。。


サイドがヒビ入ってます。


反対側も少し割れてます。

 シートの近くもヒビ入っています。
どうもCBR250RRはこの辺りが弱いようです。


ここはヘルメットフックの近く。
フックにヘルメットをうまくはめずに強引にタンデムシートを閉めると割れるようです。


とりあえず針金をペンチで外します。
グルグルっとな。

オーマイガッ!テールカウルの下側もタイラップで止まってました。

これはこれで、きっちりと固定されてはいるのですが・・。


ニッパーでタイラップを切ります。


テールカウルやっと外れました。


破損した部分に、ステーを加工してネジ止めしたようです。


表から見た図。
ネジを外して補修開始です。

         
取りあえず、ABS接着剤で仮付けしてみます。


シートカウルも

断面に接着剤を流し込みます。


先ほどのテールカウルにも。


こんなもんかな?

付きました。
あくまでも仮止めです。このまま走ると3秒でバラバラになります。

バラバラにならないように補強します。
先ずはアセトンで、

ハケに浸して・・・。

割れた箇所の裏側をアセトンできれいに拭きます。

次はFRPの登場です。
ホームセンターでリッター缶で買ってしまいました。

必要量だけスポイトで取り、攪拌用の入れ物にたらします。

お次はガラスクロスです。

必要な分量を切り取ります。

ポリエステル硬化剤です。

これをポリエステル樹脂に数滴たらします。
冬だと硬化するのに1日以上かかりますが、夏だと速攻で硬化します。

補強したい部分の裏側にガラスクロスを当てます。
破損箇所よりちょっと大き目に当てるのが良いです。

ポリエステル樹脂をハケに浸して、ガラスクロスの上から塗って行きます。

テールカウルも同じように補強します。

夏だとすぐに硬化が始まり、数分で樹脂がトコロテンの様になります。

最初は夢の補修財として使い始めたFRPですが、思っていたより他の樹脂との接着が難しく、振動でABS樹脂との接合部がはがれたりします。
ABSとの接合部を念入りにアセトンで洗うとFRPの剥離を防げそうです。

外装補修長くなりそうなので、次パージに移りますです。

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