エキパイ排気漏れ補修

2005/07/03 
走行距離80000Km


走行距離も8万キロを越え、愛用のチタンマフラーにもガタが出るようになりました。(泣)
排気音も大きくなり、明らかに排気漏れしています。もう3年以上使っているので接合部が痩せてしまったようです。
ほっとくと益々ひどくなるので修理することにします。
ビートのチタンエキパイです。
スプリングでつなぐタイプではなく、差し込み式です。
ここのつなぎ目が長年使っていると振動で痩せてきて排気が漏れるようになります。
サイレンサーからも漏れていました。
内側のパーツが欠けているのでかっちり締まらないようです。
ここの処置はまた次回にしました。
お手軽に直る事を期待して液体ガスケットをぬりぬりすることにします。
能書きです。
むにゅっと出して。
たっぷり塗りこみます。
画像ぼけました。
こんな感じで塗りこみます。
組み付けて走行したところ、排気漏れバッチリ直りました。!
すごく静かです。感激!

と思いきや・・・失敗しました。500キロほどでガスケット吹き抜けました。

遠くから冷ややか目で見つめるナミエ先生。

甘いな・・・。
考え方を変えて振動対策を施すことにします。
まず厚紙で寸法を取ります。
適当です。
素材はアルミ板。ホームセンターで買って来ました。1メートル300円くらい。

端っこに取り付け用の穴を開けておきます。

元々穴の開いているエーモンステーが加工しやすいのですが、すぐ錆びるし小僧チックなので止めました。
バーナーであぶって曲げて行きます。
このように曲げて行きます。
図面にこだわらず現物合わせです。
この方法がワンオフ物ならば一番速く、確実です。
端っこが余ったのでカットです。
マジックで印をつけて。
鉄ノコで切れ目を入れ、
ペンチで折ります。
エッジをグラインダーで落とします。
角を丸く落とします。
完成です。
次は取り付けです、なんか順調。
アンダーカウルステーの裏側に長めのネジを使用して取り付けることにしました。
昔買ったホルツのガスケットが部屋から出てきたので使ってみることにします。
結構固くなってました。
取り付け完了。
ガタツキゼロ、これはいけそうです。
ワンオフアルミステー。いいかも。
今度こそ成功しました。排気漏れ、ガタツキ無くなりました。
排気漏れの原因は振動と熱ですが、熱はどうしようもないので振動を抑える対策で
うまく行ったようです。
ZXRこんなに静かだったのか!と驚きました。

ただし、今回使ったアルミステーの幅が狭いので強度的にちと心配です。
アルミは硬い(もろい)のでそのうち振動で折れるかもです。
取りあえずは、これで折れるまで走ることにします。
スプリングでつないでいるエキパイは排気漏れとか起きないのでしょうか?
もう一本フルエキ欲しいな〜。

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