プラグコード交換1

2004/09/17
走行距離71659Km


最近、エンジンが温まるとアイドリングが落ち込んで止まってしまいます。
キャブも長い間掃除していないので、点火系と一緒にメンテナンスすることにしました。


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現在71600キロ。あちこち壊れますが、鞭打って走らせています。


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車体右側に出ているアイドリング調整スクリュー。
なぜかこいつを目一杯締めこんでもアイドリング上がりません。
困った。


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とりあえずバラすか・・・。
エアーインテーク付け根のカバーを外します。

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外したカバーは、いつもこうして引っ掛けています。


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次はタンク後部を止めているネジを外します。

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そしてタンク前部のネジも外します。


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燃料コックは忘れずオフにしましょう。
そんでもってコックの奥深くにあるネジを外します。

 


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次はシートカウルを外します。
この辺まで来るとそろそろ嫌になってきます。
何でキャブ掃除するのにここまでバラさなければいけないのか?
ネジの数も半端ではありません。
もちっと整備性を考慮して設計して欲しいものです。


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まだまだネジ外しは続きます。


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まだまだシートカウルにはネジが隠れています。
でも、いい加減嫌になったので4本のネジは以前から外しっぱなしにしてあります。
特に不都合はありません。


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次はエアークリーナーボックスを外します。
ここもネジだくさん、計8本緩めます。


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やっとたどり着いたキャブレーター。
やぁ、久しぶり!


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ぎゃっ!!バキュームピストンがすごい色になってます!。


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やはり、要掃除です。
キャブをごっそり引き抜きます。


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なんだかマニホールドもくたびれて見えます。
シリンダーヘッドが汚い・・・。


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しかし、吸気側だというのにこの黒さ。
これって普通なのでしょうか?


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寄っても真っ暗です。


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とりあえず、シリンダーにごみが入らないように
ガムテープでふたをしておきます。


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さて、キャブの掃除です。
バタフライバルブもすすが付いて真っ黒なのでキャブクリーナーを使って綺麗にして上げます。


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通常走行に問題は無いのでジェット類などは正常だと思いますが一応フロート室の中もチェックしておきます。

蓋を外すと・・・フロートが赤い。
10年ものだからでしょうか。キャブクリを付けてこすって見ましたが、全く色落ちする気配がありません。
昔は真っ白だったのに・・・。

まぁ赤でも黒でもフロートは浮けばいいのだ。と、自分に言い聞かせて次へ進みます。



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フロートを外すと意外ときれい。OK。


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エアースクリューはどうかな?。
外すときはねじ込み回転数を覚えておきます。


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先っぽにカーボンが付着していました。


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この程度の汚れはさほど性能に影響しないと思いますが、気分的に磨いておきました。
カメラの性能的にこれ以上接写が出来ません。悪しからず。
上の写真と違いが判りませんがニードルの先っぽが光っています。


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次は、あの茶色いバキュームピストンを取り出してみます。


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クリーナーでふくと、鉄の質感が甦りました。
スライドする部分が削れています。


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ニードルの根元にもカーボンが着いていたので
きれいにします。
全体的に曲がり、編磨耗なし。OK。


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なんとダイアフラムの内側に虫が入っていました。
どこから入ったのだろう?
謎です。


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なぜかアイドリングスクリューの締め込み量が足りなくなっていることが判明しました。
原因はバタフライバルブ軸のずれ、歪み、バタフライバルブの磨耗。アイドルスクリュー接点の磨耗。あたりでしょうか。


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とりあえずの対策として、アイドルスクリュー接点に0.4ミリ程のアルミ片挟んで締め込み量を稼ぎます。


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こんな感じです。

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こんな感じ。


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エアークリーナーも何年か放置していたので様子を見ます。
・・・真っ黒です。


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角度を変えてご覧ください。


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フィルターを押さえていた部分だけ色が違います。


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内側も黒いです。


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灯油で洗うことにします。
透明で判りずらいですがうっすらと灯油が注がれています。
この中で揉むようにフィルターを洗うと・・・。


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灯油が真っ黒。いかに汚れていたかが良く分かります。


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大分きれいになりました。

結局、あちこち掃除していたらプラグコード交換にたどりつけませんでした。
アイドリング不良の原因はどうやらアイドルスクリューのようです。キャブレーターは後で同調を取り直した方が良いようです。
次こそはプラグコードの交換です。


 

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